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池添 康正; 佐藤 章一; 清水 三郎; 森山 昇; 小林 敏明
JAERI-M 5498, 10 Pages, 1973/12
炭酸ガス-キセノン、炭椴ガス-プロパン、炭酸ガス-プロピレンの三つの系の放射線分解の組成(0~100%)、照射温度(-196C~400C)、仕込圧(0.05~2気圧)、線量率(0.085~6.810R/h)などに対する依存性を調べた。これらの系からの一酸化炭素の生成は仕込圧、線量率にはあまり依存しない。温度に対する依存性からは、みかけの活性化エネルギー、1.7kcal/mode(CO-Xe)、0.1kcal/mode(CO-CH、CH)が求められた。三つのいずれの系においても、添加率1%前後で一酸化炭素生成の最大収率がえられ、そのG値は室温および高温(400C、CH添加系のみ300C)で、それぞれ0.6と29(CO-Xe)、5.3と7.8(CO-CH)、ならびに6.0と6.8(CO-CH)であった。実験結果から、逆反応を阻止した時にえられる一酸化炭素生成の最大G値、および逆反応の性質について議論した。